校章 神奈川県立海老名高等学校

◆ 環境教育



◆アルミ缶のゆくえ(平成25年10月25日発行「海老高新聞」より)



 海老名高校の伝統のひとつに、アルミ缶集めがある。毎年体育祭の団(以下、色団)ごとに万単位のアルミ缶を集め、お金に換えて後夜祭の打ち上げ花火を上げている。一番多くアルミ缶を集めた団の色の花火が一番最初に大きく打ちあがることから、アルミ缶集めは団対抗の熱い戦いなのだ。そういわけで、自宅から持ち寄るだけでなく、お祭りや河原でアルミ缶を集めた人も多いのではないだろうか。

 そんな海老名高校の伝統は、一体いつから始まったのだろう。また、集められたアルミ缶はその後どうなるのだろう。海老高生にとって身近だけれど以外と知られていないこれらのことがらを中心に、今回、アルミ缶集めについて詳しく調査した。

◆はじまり
 アルミ缶集めが始まったのは、今から九年前のことだ。それ以前は切手集めをしていたが、色団が六団から四団になった九年前、切手からアルミ缶に変わったようだ。当時はアルミ缶集めはクラス対抗だったので、教室内でアルミ缶を保管していた。しかし臭いがきつく、教室に置いておくのが難しかったため、いつしか昇降口に置くことになった。クラスごとの置き場所が確保できないため、色団ごとに集めるようになり、現在の形になった。

◆缶集めの実態
 自宅などから持ってきたアルミ缶は、まずは昇降口に設置してある色団ごとの大きな回収箱に入れておく。ある程度集まったところで色団ごとに、昇降口前に設置してある雨水タンクの水を使って洗い、つぶしていく。昇降口では春先から夏の間じゅう、カシャカシャと絶えることなくアルミ缶つぶしの音が聞こえてくる。海老高の風物詩のひとつだ。 こうして一生懸命集めて洗ったアルミ缶は、再びごみ袋にまとめておき、月1〜2回ほど来校する業者に受け渡す。

◆アルミ缶のゆくえ
 さて、アルミ缶のその後のゆくえについて、回収に来てくださっている業者の方に話を聞いた。

Qアルミ缶はその後、どうなるのですか。
A最初に破袋機を通した後、手作業でビニール袋を取り除きます。次にアルミ缶とスチール缶の選別をし、アルミ缶のみを1m3に圧縮してブロック化する。その後別の業者を通して、再びアルミ缶になるそうです。

Q高校生が缶集めを行うことに、どのような関心がありますか。
A缶集めを行っている高校は他にもありますが、海老名高校は缶をしっかり洗っているところが素晴らしいですね。洗えていないと臭いがひどいので、ありがたいです。このようなリサイクル活動は、どんどん増やしていって欲しいと思います。



 このように海老高生の活動はきちんと環境活動の一環になっており、高校生が率先して行うことはとても素晴らしいことだ。

こうして今年もまた、1年かけて各団が集めた 個のアルミ缶の収益により、素晴らしい花火が海老夏の集大成として夏の夜空に彩られた。

今年最初に上がった花火は緑色だった。缶集めで見事一位に輝いた玄武だ。ちなみに玄武のカラーは黒だが、黒い花火はないので代わりに緑を打ち上げることになっている。玄武のみなさん、おめでとう!



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